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最古の麺>中国北西部の遺跡から4000年以上前

 中国北西部にある新石器時代の遺跡から、4000年以上前に作られたとみられる麺(めん)が見つかった。発掘した中国科学院地質・地球物理研究所のチームが「世界最古の麺」として、13日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 麺の発祥地を巡っては、中国、イタリア、アラビアと諸説あったが、チームは「黄河上流域が起源だ」としている。

 見つかった麺は長さ約50センチ、直径約3ミリ。青海省の喇家遺跡で出土した土器の底に付着していた。放射性同位元素による年代測定で約4000年前のものと判断された。現在のラーメンやパスタの原料である小麦ではなく、アワとキビで作られていた。

 研究チームは「この地域では、穀物の粉を麺にし、土器でゆでて食べる習慣が4000年前には確立していた」とみている。【西川拓】(毎日新聞)

Culinary archaeology: Millet noodles in Late Neolithic China 967
Houyuan Lu, Xiaoyan Yang, Maolin Ye, Kam-Biu Liu, Zhengkai Xia, Xiaoyan Ren, Linhai Cai, Naiqin Wuand Tung-Sheng Liu


http://www.nature.com
http://www.natureasia.com/ch/
http://www.natureasia.com/japan/
by li_japan | 2005-10-13 10:52 | sx(晋、山西) | Comments(0)
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