————— 2016-12-26 —————
高明黎 0:01
杜甫 秋興(一)
玉露凋傷楓樹林
巫山巫峽氣蕭森
江間波浪兼天湧
寒上風雲接地陰
叢菊兩開佗日涙
孤舟一繋故園心
寒衣處處催刀尺
白帝城高急暮砧
…
玉露(ぎょくろ)凋傷(ちょうしょう)す 楓樹(ふうじゅ)の林(はやし)
巫山(ふざん) 巫峡(ふきょう) 気(き) 蕭森(しょうしん)たり
江間(こうかん)の波浪(はろう) 天(てん)を兼(かね)て湧(わ)き
寒上(さいじょう)の風雲(ふううん) 地(ち)に接(せっ)して陰(くも)る
叢菊(そうぎく)両(ふたた)び開(ひら)く 佗日(たじつ)の涙(なみだ)
孤舟(こしゅう)一(ひと)えに繋(つな)ぐ 故園(こえん)の心(こころ)
寒衣(かんい) 処処(しょしょ) 刀尺(とうしゃく)を催(うなが)し
白帝(はくてい) 城(しろ)高(たか)くして 暮砧(ぼちん)急(きゅう)なり
…
1226(一)中学受験俳句秋篇No.14
桐一葉 日当たりながら 落ちにけり
【作者】高浜虚子
【季/季語】秋/きり一葉
【説明】初秋の明るい静けさの中を、大きなきりの葉が一枚、日の光を受けながらひらひらと落ちていった。秋の深まりをしみじみと感じている句。
【発音】桐一葉(きりひとは)/日当(ひあ)たりながら/落(お)ちにけり中
…
明るい静けさの中、風も無いのに桐(きり)の大きな葉の一枚が、日の光を浴びながらひらひらと梢(こずえ)から離れ、地面に落ちた。その後には何一つ動くものも無く、ただ秋への移ろいをしみじみと感じさせたことだ。
自然の一現象に焦点を当て写生したにとどまらず、その背後にある大自然の気息、衰微へと向かう自然の運行への深い詠嘆がこめられている。 「落ちにけり(落ちたことだ)」ときっぱりと言い切ることで、その詠嘆はいっそう印象的である。(秋・句切れなし)
※桐一葉(きりひとは)… 桐(きり)の葉が一枚落ちるのを見て、秋の訪れを知ること。中国の前漢時代の古典である「淮南子(えなんじ)」にある、「桐一葉落ちて天下の秋を知る」に由来する。秋の季語。
※桐… 落葉広葉樹。高さ約10m。広卵形(こうらんけい)の葉は長い柄があり、団扇(うちわ)ほどの大きさがある。材は軽くて柔らかく、狂いが少ないので、家具、琴、下駄などに利用される。
※落ちにけり… 落ちたことだよ、と詠嘆を表している。
※切れ字… 「かな・けり・や」などの語で、☆句切れ(文としての意味の切れ目)、☆作者の感動の中心を表す。
※「落ちにけり」については、河東碧梧桐の「赤い椿白い椿と落ちにけり」を参照のこと。
※明治39年8月27日、句会「俳諧散心(はいかいさんしん)」における吟。
☆写真:桐の葉と実
☆桐の樹形
※高浜虚子(たかはまきょし)… 明治~昭和期の俳人・小説家。愛媛県松山市生まれ。正岡子規に師事。「ホトトギス」を主宰。客観写生・花鳥諷詠を主張し、定型・季語を離れた新傾向俳句を推進する河東碧梧桐と激しく対立した。昭和34年(1959年)没。
・花鳥諷詠(かちょうふうえい)… 昭和初期に高浜虚子が唱えたホトトギス派の主張。四季の変化によって生ずる自然界の現象およびそれに伴う人事界の現象を無心に客観的に詠むのが俳句の根本義であるとするもの。
・「ホトトギス」… 俳句雑誌。明治30年(1897年)創刊。正岡子規、高浜虚子らが主催。写生を主唱として今日に至る。夏目漱石の小説も掲載され、また、写生文の発達にも貢献した。
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「一葉知秋」…いちようちしゅう…わずかな前兆や現象から、物事の本質や変化、衰退などを察知すること。
「一葉」は一枚の葉のこと。
「知秋」は秋がきたことを知る意。
一枚の葉が落ちるのを見て、秋の訪れを察知するということから。
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「梧桐一葉」…ごどういちよう…物事が衰える前兆のこと。
「梧桐」は植物のあおぎりのこと。
あおぎりは他の木よりも早く葉が落ちるとされ、あおぎりの葉が一枚落ちるのを見て、秋が来ることを知るという意味から。
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「桐葉知秋」…どうようちしゅう…わずかな前兆や現象から、物事の本質や衰退を察知すること。
「知秋」は秋が到来を知ること。
一枚の葉が落ちることから、秋の訪れを察知するということから。
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一叶知秋…The fall of a single leaf ushers in the autumn.
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中学受験俳句秋篇No.14
桐一葉 日当たりながら 落ちにけり
桐叶遮疏窗 凝露结霜送残阳 一落透秋凉
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梧桐一叶而天下知秋_百度百科
Zheng Ju 0:21
中学受験俳句秋篇No.14
桐一葉 日当たりながら 落ちにけり
秋深桐叶黄 悠然无心遮斜阳 飘落向何方
木に子 1:12
桐一葉 日当たりながら 落ちにけり
桐树的一枚树叶,一边晒太阳,一边往下落,秋天来了。
桐树一片叶 边晒太阳边下落 秋天来报到
云端 8:12
中学受験俳句秋篇No.14
桐一葉 日当たりながら 落ちにけり
残枝别疏桐 一叶悠然舞西风 映日秋色浓
还珠格格☆ 8:29
中学受験俳句秋篇No.14
桐一葉 日当たりながら 落ちにけり
午后残阳柔 桐叶伴风落河洲 便知又深秋
木に子 8:30
@云端 @碧空秋水 [强]
第一叶 也祘秋色浓? 秋将临! 啊,我明白了 你说最未叶!
いつの葉か 分からないけり なるほどね
云端 8:31
比较微妙
木に子 8:31
どちらも美しい風景
还珠格格☆ 8:32
@木に子 对呀!深秋开始落叶,到冬天落完了吧。[偷笑]
木に子 8:34
应该是吧。树叶总是扫不完的[呲牙]
云端 8:35
一叶桐 飘落舞西风 日色浓
木に子 8:45
甲曰く、秋の深まりをしみじみと感じている句。これは秋みたいね[呲牙]秋の句だから、正解であろう。
乙曰く、秋への移ろいをしみじみと感じさせたことだ。これは夏と秋の間みたい[呲牙]
丙曰く、一枚の葉が落ちることから、秋の訪れを察知するということから。これも夏みたい[呲牙]時間は8月27日だから、これこそ正解?
云端 8:49
@木に子 梧桐叶落比较晚的,记得今年是10月下旬左右,我还写了词[偷笑]
木に子 8:51
@高明黎 杜甫 秋興(一)、素晴らしい訳[强]@云端 虚子は8/27[呲牙]おそらく第一叶[呲牙]
云端 8:51
8月27日有点英年早逝的赶脚
木に子 8:52
はっはっは
高明黎 8:54
@云端 今天的汉诗是网上的[玫瑰]
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@木に子 昨天的元稹的诗是自己翻译的。。。在网上没找到![调皮]
云端 9:07
@高明黎 感觉翻译得很高深[呲牙]
高明黎 9:16
@云端 那是行家的翻译[呲牙]
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中学受験俳句秋篇No.14
桐一葉 日当たりながら 落ちにけり
桐叶遮疏窗 凝露染黄送残阳 一落透秋凉
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改一下。。。《霜》字不合适!
小草 10:04
睡起秋色无觅处,
一叶梧桐落门前。
Zheng Ju 10:15
好句!⬆️
还珠格格☆ 10:17
@高明黎 [强][强]桐叶映窗,残阳西照[呲牙]
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@云端 理解相同[呲牙]